スーパーバイザーの
仕事には、ひとつの組織や
制度を作り上げ、運営する
やりがいと責任がある。

  • 金沢初美
  • 大阪センター
  • 2017年入社
  • スーパーバイザー

入社のきっかけと志望動機

困っている人の声に耳を傾け、解決策を
提案できる仕事に就くことを目指していた。

私は学生時代のアルバイトで、テニススクールのフロント業務を経験しました。そこでは、お客様からの相談を受けて適切なコースをご紹介するといった仕事にとてもやりがいを感じていました。
そのため就職活動では業界を限定せず、困っている人や課題を抱えている人の声に耳を傾け、解決策を提案できるような仕事を探していました。そんな中、出会ったのがBPOというビジネス。
BPOの仕事では、業務に課題を持つ企業に寄り添い、その企業に最適なサービスを提供することができます。業務を任せてもらえるからこそ、自分たちで考え、新たなサービスを作り上げていくことができるという点も魅力でした。
また今後の日本経済において、企業の業務効率化は大きな課題になっていくはずです。そうした背景からもBPOには大きな将来性があると考えました。

何社か同業他社にもエントリーをしていましたが、SCSKサービスウェアに興味を持ったのは、会社説明会でお会いした先輩たちに誠実で人を大切にする姿勢を感じたため。この会社なら自分らしく働くことができそうだと思い、入社を決意しました。

仕事内容

スーパーバイザーが担う重要なミッションは、
メンバーのモチベーションをアップさせること。

現在、私が所属しているのは、生命保険会社の新規申し込みに伴う事務業務をおこなうプロジェクト。書面で届く申込書の記載に誤りや矛盾がないかチェックするチームと、申込書に付随する健康診断書や告知書といった帳票の内容をデータベースに入力するチームの二つからなるバックオフィス業務です。
電話などでお客様と接するコンタクトセンター業務と異なり、依頼された仕事を決められた時間内に正確に進めていくことがミッションになります。
最初はオペレーターの一人として配属されたのですが、入社2年目からはチームリーダー、4年目からはスーパーバイザーに昇格し、現在はプロジェクト全体の統括管理を任されています。

生命保険の契約は、申込時の契約内容に誤りがあると、後々、保険金が支払われなくなるなどの大きなトラブルにつながりかねません。そのため、日々の業務ではメンバーのコンディションを確認しながら、個々に合わせたコミュニケーションをとるなど、プロジェクト全体のモチベーション向上に努めています。

仕事のやりがいとビジョン

コロナ禍でプロジェクトの状況が一変。組織や
制度を作り上げていくことの重要性を学んだ。

私が現在のプロジェクトに配属後、最も大きな局面は、コロナ禍での業務対応でした。クライアントである生命保険企業の対面営業がストップしたことから、新規申し込みは紙からWebへと移行。これに伴いふたつのチームの業務量に大きな差ができてしまったのです。
入力チームは残業が発生するほど多忙な状況である一方で、書類チェックチームは勤務時間を短縮するほど依頼業務が少ない状況に。こうなると、メンバーの間には「自分ばかりが苦労している」「このままでは仕事が無くなってしまうのではないか」といった不満や不安が広がります。
そこで私は、メンバーとの面談の時間を設け、それぞれの考えをヒアリングした上で、プロジェクトでの対応施策を検討。最終的には、当プロジェクト独自で繁忙手当を支給したり、別チームへの異動を打診したりと、さまざまな施策をおこないました。

BPOの現場を安定して稼働させることは、一つの組織を作り、そこに制度や文化を根付かせていくのと同じ。スーパーバイザーには企業の経営者にも似た裁量と責任が生じることを実感しました。今では、自分で組織を作り上げ、運営していく仕事に大きなやりがいを感じています。

※所属部署・役職は撮影当時のものです。

TIME SCHEDULE

9:00

出社

朝礼の後、メールや案件到着件数を確認。業務の一部を協業している沖縄支社と連絡を取る。

12:00

作業管理業務

実績データを出力し、案件の到着件数から、業務終了時刻を算出。メンバーに対応業務を割り振る。

16:00

センター業務終了

メンバーの業務が終了。一日の対応内容について報告書を取りまとめ、クライアントとの打ち合わせに参加。

18:00

退社準備

明朝、メンバーに伝達すべき事項を確認。翌日のスケジュールや業務の内容を取りまとめた後、退社。

CAREER

  • 2017
    実地研修ではスマートフォン・タブレットメーカーのコンタクトセンター業務を経験。その後、大阪センターに配属となり、生命保険企業のプロジェクトでオペレーターを経験する。
  • 2019
    同プロジェクトでチームリーダーに昇格。プロジェクトの労務・総務管理を担当。所属チームのマネジメントやメンバー教育を担うように。
  • 2021
    同プロジェクトでスーパーバイザーに昇格。現場管理者としてクライアントへの報告や提案、チームメンバーの統括管理を担う。
PAGE TOP