訪日外国人向けOTAサービス「Japan Boost Travel」でインバウンドの宿泊・二次交通の手配などをサポート
~インバウンド需要の取り込みに向けて、旅行業第2種を取得~
SCSKサービスウェア株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:渡辺 篤史、以下SCSKサービスウェア)は、2024年8月に旅行業免許(第2種旅行業)(東京都知事登録旅行業第2‐8622号)を取得しました。免許取得により、2023年10月から提供を開始している、日本国内のアクティビティやチケットなど旅行商材を販売するOTA※1サービス「Japan Boost Travel」において、訪日客の宿泊・二次交通の手配を含む旅行商材・サービスを包括的に提供していきます。
1 : Online Travel Agent : オンラインで取引を行う旅行商材販売サービス
「Japan Boost Travel」ウェブサイト:https://www.japan-boost-travel.com
1.背景
インバウンド需要の急速な回復により、2024年の訪日外国人客数は過去最高を記録する見通しです。しかし、滞在先の多くは、首都圏や人気観光地などの一部地域に限定され、訪日客を積極的に受け入れたい自治体、観光地域づくり法人(DMO※2)、地域のサプライヤーは、地元の魅力的な観光資源を活用しきれず、経済効果の恩恵を受けられていないのが実情です。また、既存の大手OTA※2に商材を掲載しても情報が埋もれてしまい、売れ行きが伸びないという悩みも抱えています。
このようなインバウンド需要に対する地域課題の解決に向けて、SCSKサービスウェアは「Japan Boost Travel」のサービス拡充を図るため、このたび旅行業免許を取得しました。
2 : Destination Management Organization : 観光庁が掲げる登録要件を満たし、観光地域づくりの舵取り役として、地域と協同しながら、観光地域づくりの戦略を策定し、実行するための調整機能を備えた法人
2.「Japan Boost Travel」のサービス拡充範囲と提供ソリューション
「Japan Boost Travel」は、SCSKサービスウェアの独自の販路を活かせる台湾市場を中心に、日本の奥深い文化や美しい自然など、各地域に眠る価値ある観光資源を世界へ発信しています。
今回の旅行業免許取得により、各地域に点在する魅力的な観光資源を繋ぎ、訪日客を効果的な呼び込みにつながる、包括的な旅行商材やサービスの提供が可能となりました。また、インバウンドの誘客に課題を抱える自治体やDMO、地域のサプライヤーをサポートするため、マーケティング戦略の伴走支援や、台湾の現地代理店へダイレクトに商材を提案する営業支援サービスの提供も開始しています。
このようなプラットフォームやサービスの強化、拡充により、国内に点在する魅力的な観光資源をシームレスに結び、訪日客に一貫した高品質のツーリズム体験を提供することで、その顧客体験価値の向上を実現します。
3.今後の展開
SCSKサービスウェアの強みである「業務ナレッジ」×「IT」×「人財」の力を最大限に活かし、ツーリズムビジネスにおけるプラットフォーマーを担うことにより、日本を訪れる旅行者にとって安心・安全でユニークな体験を提供し続けてまいります。
さらに台湾のみならず、2024年度中にグローバルマーケットにも展開し、世界中へ日本の魅力を伝えていく予定です。
SCSKサービスウェア株式会社について
SCSKサービスウェア株式会社は、コンタクトセンター、ヘルプデスク、バックオフィス業務について、業務分析・設計から運用、改善まで、お客様に寄り添ったBPOサービスを提供します。「業務ナレッジ」と「IT」と「人財」を連携し、お客様の事業や現場の課題に即した最適解となるサービスを提供するビジネスサービスプラットフォーマーを目指します。
URL:https://www.scskserviceware.co.jp/
本件に関する問い合わせ先
【サービスに関するお問い合わせ先】
SCSKサービスウェア株式会社
ビジネスサービスグループ
ツーリズム事業企画部 小島
03-6890-2540
E-mail:databiz-info.ml@scskserviceware.co.jp
【報道に関するお問い合わせ先】
SCSKサービスウェア株式会社
経営企画部 菱沼
TEL:03-6890-2517
E-mail:press@scskserviceware.co.jp