アセスメントでマーケティングの課題を可視化 部門横断型の対策を実現
データ活用,マーケティング
課題
- お客様とのコミュニケーションチャネルは複数あったが、それぞれバラバラに運用されていて連動できていなかった
- 定期メールマガジンの配信しかできておらず、デジタルマーケティングとしての施策が打てていなかった
- 取得したデータもチャネルごとに管理されていたため、顧客属性や行動を全体で把握できていなかった
ソリューション
- 「セールスマーケティング アセスメントサービス」にて、業務の全体像をレポートとしてとりまとめ・報告
- 「セールスマーケティング 導入サービス」にて、マーケティングオートメーション(以下MA)でのトラッキングやデータの一元管理方法の検討をサポート
- 「セールスマーケティング 運用設計サービス」にて、メールマーケティング施策のプランニングと必要なMAの設定を実施
効果
- 現状抱える課題と目指すべき方向が可視化され、関係部門の共通認識が形成できた
- MAにデータを集約することで、顧客属性や行動履歴を一元管理できるようになった
- 蓄積されたデータをもとに、新たなマーケティング施策を立案し実行につなげた
複数のコミュニケーションチャネルを独自に運用。進まないデジタルマーケティング
イベントやWebコンテンツ、施設展示など、さまざまなコミュニケーションチャネルを設け活動していたが、それらで得た情報のデータ化や一元管理がされておらず、全体的な顧客の動向や顧客属性の把握ができていないため、デジタルマーケティング施策を導入することができなかった。
アセスメントを実施したことで、現状の課題が浮き彫りに
アセスメントサービスで実施した関係者インタビューや調査結果によって現状の課題が各チャネルにおいて可視化されたことにより、今後目指すべき方向性と各チャネルで必要な改善施策が明確になった。
- チャネル毎の顧客ターゲットの整理と優先ターゲットの設定
- ペルソナ設計による顧客誘導モデルの構築
- 各チャネルでの改善施策方針の設定
- MA導入とデータの一元化
- 一元化されたデータを活用したリテンションメールとターゲティングメールの実施
ターゲティングメールの配信など、デジタルマーケティングの施策が実施できるように
MAを導入してデータを一元管理できるようになり、他のチャネルと連動して顧客属性と顧客行動を把握できるようになった。
さらに、蓄積されたデータから特定のセグメントに対してリテンションメールを配信し、顧客行動の誘導・把握を実現できるようになった。
また、特定イベント申込率(コンバージョンレート)の向上を目指して、ターゲティングメールを配信した。
お客様の声
わが社ではチャネルによって管轄部門も違うため、なかなか共通の認識を持つことができませんでした。しかしアセスメントサービスのレポートで課題をわかりやすく可視化いただいたので、部門横断で課題認識を共有でき、改善施策も各部門でどういった方向でやるべきかが明確になりました。
MA導入当初は、MAに対する知見がなく不安でしたが、導入から運用支援まで伴走して支援いただいたので、一緒にプロジェクトを進めていく中で、自社内での運用体制を徐々に構築できました。
また、メールマーケティングも初期の部分でプランニングしてもらったので、運用を重ねるにつれ徐々に効果が見えてきています。今後はメールマーケティングで実施するプランを拡張して、もっと活用できるよう進めていきたいと思っています。