2024年11月13日
サービス・製品

製造業向けビジネスプラットフォームサービスを提供開始 ~アフターサービス領域の業務変革を支援~

当社は、SCSKと共同開発した製造業に特化したビジネスプラットフォームサービスを提供開始しました。

このビジネスプラットフォームサービスは、製造業における業務プロセスやデータ管理の課題を解決するため、アフターサービスの全体フローを管理し、アフターサービスのみならず、セールス、マーケティング、予防保全などのCX向上とデータドリブン経営を実現します。

1.背景

製造業界では、DX推進によりデータ活用やアウトソーシングが進み、経営資源をコア事業に集中させる動きが加速しています。しかし、レガシーシステムによって起きているデータの分断が大きな課題であり、データ統合と収集プロセスを変革しなければならない必要性に迫られています。
また、アフターサービスでは、デジタルとアナログが混在するプロセスが多く、非効率な運営が行われています。こうした現状では、新たなシステム導入やプロセス改善をする投資が難しく、業務工数の増加や情報活用ができない要因となっています。
当社とSCSKは、豊富なシステム開発とBPOの実績で培ったプロセス改善のアイデアと実行力を駆使して、業務視点でこれらの課題解決に取り組むべく、ビジネスプラットフォームサービスを提供することとなりました。

2.サービスの特長

<主な特長>
・アフターサービス領域での豊富な経験と実績を基にした業務視点でコンサルティングをおこない、デジタルとアナログの混在した業務プロセスを改善
・アフターサービスに関するヒト・システム・データ分析・活用スキームなど、全てを当社にアウトソーシング可能(関連窓口、修理拠点なども)
・アフターサービスのプロセス全ての機能を汎化したことで、導入期間や費用の削減

<導入のメリット>
・機器メーカー:工数の削減、データドリブン運営により、ベネフィットを最大化
・保守事業者:人員の最適配置と稼働率向上の実現
・エンドユーザー:プロセス改革によるCX向上

<データドリブンの価値>
企業や組織が意思決定を行う際にデータを利用することによって、以下の効果があります。
・正確な意思決定:データ分析でトレンドやパターンを見つけ出し、最適な戦略を策定
・効率の向上:非効率なプロセスや作業を特定し、リソースを最適化
・顧客理解の深化:顧客データ分析により、ターゲットのセグメント化、マーケティング戦略を策定

製造プロセスオプティマイゼーション(保守一元管理ツール)
URL:https://www.scskserviceware.co.jp/service/integrated-bpo/sfpf.html

3.保守統合サービスの紹介

「保守統合サービス」は、BtoB製品のアフターサービスとして、相談窓口、修理受付、部品や保守作業員の手配などをワンストップで対応するサービスです。情報の一元管理とデジタルナレッジ活用で効率的な運営を実現します。

保守統合サービス
URL:https://www.scskserviceware.co.jp/service/integrated-bpo/

4.展望

製造業界においても高齢化が進む中、アフターサービスに関わる人材不足が予測されています。このプラットフォームサービスは、AIを活用した業務の自動化や、修理事業者の登録サービスを組み込むことで、お客様業務の適用範囲の拡大と利便性の向上を目指してまいります。
そして、現代のビジネス環境ではデータドリブンなアプローチがますます重要な要素となります。当社はBPOの実績に基づいた業務視点の伴走型サービスで、顧客企業を支援しつづけてまいります。

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