グローバルツールZendeskの機能を
日本語で分かりやすく解説!
最新AI機能を搭載しシンプルな操作性から、多数の企業で導入が進むZendesk。
コールセンター部門のご担当者様であれば、一度はその名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
デンマーク生まれ、アメリカ育ちのZendeskは2013年に日本法人も設立され、日本語サポートも対応しており、今や日本におけるサービス体制も拡充してきております。その一方で、機能名などにはカタカナや横文字が多く、分かりにくい・・・と感じられている方も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、そのように感じられている方々に向けて、Zendesk の主な機能と事例を日本語で分かりやすく解説いたします!
目次
Zendeskの機能 |
1トリガ機能
作成・更新されたチケットが、あらかじめ設定した条件値に合致したときに自動的に様々なアクションが行える機能
トリガ機能は、Zendeskのチケット管理機能に含まれる1つの自動化機能です。
このトリガ機能により様々なアクションを自動実行することができ、人の手作業によるミスの発生を防ぐだけではなく、問い合わせ対応全体の効率化にも寄与。従来よりも確実かつ迅速に問い合わせ対応を行うことが可能になり、コールセンターのCX向上に貢献します。
トリガ機能の活用事例1
ECサイトの問い合わせ対応を行うコールセンターの場合
問い合わせのカテゴリ(返品申込、商品問い合わせ 等)をトリガにして、問い合わせ対応の担当チームを自動割当。問い合わせのカテゴリに応じ、対応を行うチームを自動で振り分けることができるようになり、これまで管理者が手作業で行っていた振り分け作業を効率化。顧客対応をよりスピーディーに実施することが可能になりました。
トリガ機能の活用事例2
製造メーカーのアフターサポートを行うコールセンターの場合
メールの件名に「故障」「不具合」などあらかじめ設定した特定文言が含まる場合、案件の緊急度を自動で上げるトリガ設定を実施。
お客様の温度感が高い、緊急の問い合わせを優先的に対応することが可能になり、サポートの対応満足度向上に貢献しました。
トリガ機能の活用事例3
クラウドサービスのカスタマーサポートを行うコールセンターの場合
「解決済みのお問い合わせ」をトリガとして、満足度調査アンケートを自動送信。
これまで担当者が手作業で対象者を選定し、メール送信を行っていた作業が効率化されるだけではなく、リアルタイムにアンケートが送信されるため、お客様の回答率が向上し、より多くのお客様の評価を把握できるようになりました。
Zendeskの機能 |
2マクロ機能
あらかじめ用意したメールテンプレートやチケットの設定をワンクリックの操作だけで実行できる機能
こちらもZendeskのチケット管理機能に含まれる自動化機能の1つとなります。
Zendeskのマクロ機能では、複数の操作をワンクリックでまとめて実行することが可能です。
マクロ機能を利用することにより、Zendesk上で反復的に行う作業を1つの操作だけで実行することができ、効率化が図れるだけではなく、オペレーターの対応品質の均一化も期待できます。
マクロ機能活用事例1
よくある問い合わせ(発生件数が多い問い合わせ)対応の場合
コールセンターへの問い合わせの内、発生頻度の多いよくある問い合わせに関しては、マクロ機能を活用してあらかじめ返信テンプレートを用意しておくことで、問い合わせへの返答を効率化することができます。
返信テンプレートをあらかじめ用意
ワンクリックで対応完結
マクロ機能活用事例2
エスカレーションでの活用
一次対応では解決できない問い合わせは、しかるべき担当者へ迅速にエスカレーションを行い、判断や指示を仰ぐ必要があります。
マクロ機能を活用し、エスカレーション先の担当者をあらかじめ設定することで、ワンクリックで担当者へエスカレーション。よりスピーディーな顧客対応が可能になりました。
エスカレーション先の担当者をあらかじめ設定
ワンクリックで
エスカレーション完了
Zendeskをカスタマーサポートやヘルプデスクに利用してきたユーザーでもある当社が提供する「Zendesk運用テクニカルサポートサービス」は、ユーザー目線に立ってZendeskの導入から、運用・保守まで伴走的に支援を行っております。
今回ご紹介したようなZendeskの機能について詳しく知りたい、トリガ機能やマクロ機能をもっと活用したいなど、Zendeskに関する相談がございましたら、些細なことでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。